゚・*:.。.宝石箱 .。.:*・゜
その日は一緒に帰らなかった。


あたしも由貴と一緒に帰ったし特にはなんとも思わなかった。


帰り際に


「柴帆っ!お前宏矢となんかあったの?」


と龍哉(タツヤ)が聞いてきた。


龍哉は唯一あたしが信用できる男子。だから付き合ったことからなんでも知っている。


「え、、べつになんもないよ?」


「嘘つくなって。お前今日美穂とかと喋ってた時に俺思った。


言葉に詰まってただろ?美穂が言ってたぞ。おめでとう★って言ったのに


なんか浮かない表情だったって。」


あたしだって好きで悩んでるわけじゃない。でも何で悩んでるのかわからない。


何が原因で悩んでるの?


「なんかあったら俺に言って?なんか出来るわけじゃないかもしんないけど


聞くことは出来るから。」


「うん。ありがと、、じゃね」
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