ミライミドロップ




それから、なんとか授業も無事終わって、

放課後になる。



部活を引退してからは、だいたい放課後は、

かなり暇だ。


と、言っても・・・受験の事もあるし、ゆっくりはしてられないんだけどな。



校門まで行くと、ノゾミが校門の前で待っていた。



「また・・・待たせちゃったな。ゴメンな?」


「ううん。いいよ?私が勝手に待たせてもらってるんだし。」



そして、どちらからともなく、手を繋ぐ。



それから・・・他愛のない話を続けた。



< 17 / 73 >

この作品をシェア

pagetop