ミライミドロップ
「ケイタ・・・私さ、やっぱり第一希望は、ケイタと同じ所にしてみる。」
「大丈夫か・・・?」
この心配は、もちろん、ノゾミの体調の事だ。
ノゾミは、小さい頃に、重い病にかかってたらしくて・・・
今はもう大丈夫らしいのだけれど、
やっぱり心配だ。
「大丈夫だよ・・・!!無理しない程度にやるから!!」
今のノゾミは、わざと明るくふるまっているように見える。
やっぱり・・・
ノゾミがこんなに無理してしまうのは、
俺のせいなんじゃないか・・・?