ミライミドロップ




その後・・・無事に、終業式を終えた。


そして、帰り道。


今日は、久しぶりにアツシと帰る。


こいつがいれば、ノゾミといれない寂しさが、

少しでも埋まると思ったんだけどなぁ・・・。



「なぁなぁ、聞いてる?」



はっきり言って、うるさいんだよなぁ・・・コイツ。



「聞いてるって!!」


「だからさぁ・・・ノゾミちゃん狙ってる奴いっぱいいるって!!」


「はぁ!?」


「ほら、やっぱ聞いてないじゃんか。」


「・・・・・。」



そうだよな・・・。


ノゾミ、そこら辺にいる女子に比べたら・・・


かなり可愛いもんな。


いや、もしかしたら、学校一可愛いかも。




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