ミライミドロップ
ミライミドロップ




「ただいまー。」


一応、呟いてみる。


しかし、先ほど玄関に入る時に

おふくろと親父の靴はなかったので、

おそらく今は、おばあちゃんしかいないのだと思う。


俺は、いったん2階へ上ってから、

また一階へ降り、おばあちゃんのヘアのドアをノックする。


すぐに返事が聞こえて、

ドアを開けると・・・


「ケイタ、どうしたんだい?」


一応、おふくろがどこに行ったか、

聞いてみることにした。


「ばあちゃん、母さんどこ行ったか分かる?」


「多分、最近新しくできた、デパートに言ってるんだと思うよ。」


「ありがと。」


俺は、そのままおばあちゃんの部屋を出て行こうとしたんだけど・・・




< 31 / 73 >

この作品をシェア

pagetop