ミライミドロップ




――――その次の日の夜。



「今日も、おばあちゃん・・・海さんの家に泊まるらしいわよ。」



海さんとは、親父の弟。


つまり、俺からすると・・・伯父ってとこか。



「そうなんだ。」



俺は、心ない返事をして、風呂場へ向かう。



・・・そして、出た後。



「今日はお父さんも帰ってこないんだし、早く寝なさいよ。」



そう言うおふくろは、もう自分の部屋に行って、

寝る準備万端みたいだ。





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