ミライミドロップ



そのうち、目前に一転の光が見えて・・・

その眩いほどの光に吸い込まれるように、

俺は白い空間から飛び出た。


「いって・・・。」


出てくるときに、勢いよく飛び出たもんだから、

俺は、地面に尻もちをつくという散々な結果に。



ここは・・・?


そこは・・・新築の一軒家で、

質素な感じがする。


「なんなんだよ・・・ここ。」


しかも、俺が尻もちついてるのは、その家の庭。

俺は慌てて立ちあがって、

辺りを見渡す。



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