ミライミドロップ




ベットの上で、激しく絡み合っている男女の姿がある・・・。


俺は、それ以上見ていられなくて、

目を背けた。



でも・・・行くべき未来ってことは・・・

ミライミドロップは、俺にこれを見せたかったのか?


意味分かんねぇ・・・。



仕方なく、俺はもう少しその“現場”に近づいてみた。



「ノゾミ・・・。」



ふと、男の方が女の方の名前を呼んだ。



ノゾミ・・・!?


ノゾミってことは・・・あれは俺!?



そんな事で決めつけてしまうのは、よくないと思い・・・


またしばらく二人の様子を覗う。




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