ミライミドロップ
そして・・・俺はいったん2階へ上がって、ノゾミへのクリスマスプレゼントを用意する。
高校生になったら、バイトやなんだで稼ぐ事が出来るのだろうけども・・・。
残念ながら、小遣いを大分前からためておいて、
それを使うということしかできなかった。
そして、あれこれ考えているうちに、
ノゾミとの約束の時間、1時間前に。
慌てて階段を駆け下り、
玄関まで急ぐ。
そして・・・密かに小さな声で、
「いってきます・・・。」
と言い、駆けだした。