ミライミドロップ




やっぱりノゾミの隣は居心地いいな・・・。


と、思いながらも、



「ノゾミ、どこに行きたい?」


と、聞くと・・・

意外な答えが返ってきた。


「アレがいいな・・・。」


ノゾミの指さした方を見てみると・・・


急流すべりだった。


自然と俺の顔が青ざめる。


それでも、ノゾミに悟られないように、


「じゃ、じゃあ。行こうか・・・。」


と、取り繕う。


ヤバい・・・まさか、ノゾミが、最初っから“アレ”に乗る派だったとは・・・




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