ミライミドロップ




「ケイタ....これからどこ行く?」


「ノゾミ、あそこ行こっか?」



俺が指さしたのは・・・

お化け屋敷。



すると、ノゾミは頬をぷくっとふらませて、


「ケイタのイジワルっ!・・・もしかしてケイタって、隠れS?」


と、言われてしまった。



「ノゾミ・・・そんなに嫌なら他行くよ。」


「い、いいよ。行く!!」



そう言ってノゾミはつないだ手を引っ張って、

お化け屋敷の方へとずんずん歩いていく。


・・・無理しなくてもいいのにな。





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