ミライミドロップ




それから、しばらく二人とも黙々と歩いていたのだけど。



『う・・・あぁ・・・』


・・・・・。


聞かなかった事にしよう。


すると、ノゾミは俺の服の袖を引っ張って、



「ね、ねぇ。ケイタ.....。さっき、また変な呻き声聞こえてこなかった?」


やっぱり、ノゾミも聞こえてたか.....。


でも、やっぱこれって、効果音だろ?


「大丈夫だって。」


「でも・・・なんか、女の人が首絞められてるみたいな感じで.....。」



そりゃあ、そういう感じの声するけど。



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