ミライミドロップ




その後の帰り道...。



「ケイタ、明日は私の家で一緒にケーキ食べようねっ!!」


楽しそうに言うノゾミ。


「ノゾミが作ってくれたのか?」


「.....当たり前だよ。だって、ケイタのためだもん!!」


「.....ありがとな、ノゾミ。」



俺がお礼を言うと、ノゾミは照れているのか、頬がほんのり赤く染まっている。



「ケイタ、これからも...ずっと、ずっと一緒にいようね!」


「そうだな。.....ずっと、ずっと一緒にいよう。」



そんな風に、俺達は、プロポーズまがいの言葉を言い合いながら、ノゾミの家を目指した。



一歩踏み出すだけで、未来は、変わるんだ。


俺がこうしてノゾミと楽しく一緒にいられるのは.....

ミライミドロップがその事を教えてくれたからだ。




<END...>



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