続☆恋ごころ-君と恋愛-

「え??なに…もしかして、俺が"困ったような小林"って言ったのに妬いてんの??」

棗のその言葉に、先輩は無言でキッと睨んだ。

「うっせぇよ…」

「せ…先輩。」

「やべぇーウケるけど!!どんだけ独占欲強いわけ??」

な…棗。

これ以上怒らせないでよ…

どんどん抱きしめてる先輩の手、強くなってるんだから…

心臓の鼓動が伝わりそうで、余計にドキドキしちゃうじゃん!!

「棗、黙れ。部活はじめるぞ。」

こういうときも冷静で自分乱さないんだよね…

演技、してるのかもしれないけど。


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