続☆恋ごころ-君と恋愛-

でも、分かってきた気がする。

私は、周りばっか気にして、不安系統の意識をしてた。

"私は、先輩が好き"

この気持ち、溢れさせていいんだね…

そう思うと、胸が熱くなる。

「志帆…超、可愛い顔してる。」

「へ!?」

繭が、ぽかんとした顔で言ってきた。

でも突然顔を明るくして、さらに言う。

「今の顔、先輩に見せたい!!」

「へ!?ちょ、マジそういうのやめてよぉ///」

---そのころin部室---

「佐野、もしかして…前に例の件を断った理由は…」

「…なにが、言いたいんですか?」

「お前は、演劇一本だと思っていたがな。」

「そうですけど?」

「彼女を育てているのも…自分の将来のためか?あんまり、惚れこませると…」
< 42 / 48 >

この作品をシェア

pagetop