続☆恋ごころ-君と恋愛-
でも、分かってきた気がする。
私は、周りばっか気にして、不安系統の意識をしてた。
"私は、先輩が好き"
この気持ち、溢れさせていいんだね…
そう思うと、胸が熱くなる。
「志帆…超、可愛い顔してる。」
「へ!?」
繭が、ぽかんとした顔で言ってきた。
でも突然顔を明るくして、さらに言う。
「今の顔、先輩に見せたい!!」
「へ!?ちょ、マジそういうのやめてよぉ///」
---そのころin部室---
「佐野、もしかして…前に例の件を断った理由は…」
「…なにが、言いたいんですか?」
「お前は、演劇一本だと思っていたがな。」
「そうですけど?」
「彼女を育てているのも…自分の将来のためか?あんまり、惚れこませると…」