続☆恋ごころ-君と恋愛-
「へっ…!?///」
「忘れたのか?俺の特技。」
"人の気持ちが読めること"
「…っ///」
「俺も、小林のこと好きだ。きっと、お前が思ってる以上に好きだ。」
そういって、ゆっくり見つめてくる。
帰り道、人は少ない。
私たちのためだけに存在してそうな、この道。
「だから、小林も俺のこと、俺が思ってる以上に好きになってくれたらいい。」
「きっと、すでに先輩が思ってる以上に…好きです。」
「だったら、もう…いいよな。」
「え…!?」
人気の少ない、帰り道。
曲がり角のコンクリートの壁に、ゆっくりと優しく押さえられ…
先輩の右手が私の身動きをとれなくする。
「志帆…」