続☆恋ごころ-君と恋愛-
「あ…っ」
先輩と、私の唇が重なる。
「…先輩、名前で…」
「やっぱ、こそばゆいな。」
「…志帆が、いいです…」
先輩は無邪気に笑う。
「なら、希望にお応えしましょう。」
すると、私の耳元で、そっと囁いた。
"志帆"
「…///反則ですっ…そういうの…」
私はきっと顔が真っ赤になっているだろうな…
先輩に囁かれた、耳が熱い。
先輩の吐息の感触が、まだ残ってる気がした。
「…じゃ、また明日な。」
笑顔で別れ、必ずしも明日があると信じている。
そんな、中一の夏休み、STARTのとき。