いつメン


「あんたに関係ない」

「答えなさい」

「…俺の大切な人たち」

「大切な人たちか…なら貴方にその人たちを救う権利を与えよう」

権利?なんだよ…それ…

な…なんだ…?目の前が…真っ白に……


「雅!!おい!雅!」

「う…ん……ここは?」

「目覚めた!?」

「空と歩未…?」

2人の話によると俺は学校に行かず家で丸1日寝込んでたらしい…。

じゃああれは夢か…

「なぁ雅…」

「何?」

「お前いつからそのタトゥー入れてた?」

は?タトゥー?

「タトゥーなんて入れてねぇよ?」

「じゃあその手のタトゥーは…?」

俺は自分の手を見た

左手の手の平には十字架のようなタトゥーが…

「なんだよこれ」

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