いつメン


――――雅視点――――

空が来ない…

自分で残れって言ったのになんで…

俺らしくねぇ…

…俺…どうしたらいいかな…

今はクロもいねぇし…

そういえばクロが俺に何とかの子って言ってたな…カイだっけ?あいつなら知ってるかな…

電話してみるか…

♪~♪♪

『雅?どしたの?』

「カイいる?」

『いるよ?』

「代われる?」

『ちょっと待ってて』

あいつ無口だからな…
教えてくれるかさ?

『はい』

「俺。雅」

『あぁ』

「質問。俺って何者?」

『…知りたいか?』

「だから電話したんだろうよ」

『悪いな…今は教えられない…』

「なんでだよ…?」

『クロから聞いてないのか?』

「前言ってたけど聞き逃した」

『なら聞き逃したんじゃない』

「はぁ?」

どうゆう事だよ…

『それは聞き逃したんじゃなくて…覚悟が足りなかったんだよ』

「覚悟って…」

『お前戦う前弱気になってたんじゃないのか?』

「あ」

『だから聞こえなかったんだよ』

プチッ

「あ…切りやがった」

覚悟と強気か…

確かにないかもな…

「そろそろ何かに本気になってみるか…」


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