うらない

 今日は久しぶりの学校だ。


 わたしは行く前に洗面所で、
 自分の顔を見てオッケーをだし、
 家を出た・・・。


 歩いていると、後ろから
 親友の鈴木理沙(スズキリサ)が
 突進してきた!!

 「おっす!!  はよ♪」

 「あっ、うんおはよ。」

 「どしたの?テンション低いやん?」

 当たり前やん!!あんな夢見て、
 誰だって気になってしょうがないやろ!!

 と心の中で言ったけど理沙には、

 「そう?そんなことないで!!」

 「え~!絶対何か可笑しいって!!」

 「だからなんでもないっていってるやん!!」
 ついキツく言ってしまった。

 「ごめん・・・。つい・・・。」

 「??どしたん?」


 「ううん。なんも無い!!あっ!!はよ行かな遅れん
 で、学校!!走るで!!  はよしな!!」

 「あっ、うん・・・。」
  









 今日の授業はあんまり集中できなかった・・・。

 三回も先生に注意されたけど、そんなんしらんし!!

 家に帰る途中、また理沙が聞いてきた・・・。


 「やっぱ今日おかしいって!!
 何かとは聞かへんけどなんでも相談してな」

 「あっ。うん。ありがと!!」

 やっぱり朝のこと理沙は気にしてるんや・・・。
 ゴメンな・・・。








 




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