君の好きな人。
「うん。聞きたい。」
「じゃー教えてあげる〜ッ
実はぁ前から好きだった、藤野君にコクられたの〜〜〜〜〜ッ!!」
「えぇ?!良かったじゃーん♪」
「藤野もやるなぁー。てかずりー!俺も彼女欲しいよー!!彩未も由良も裏切り者ぉ。(泣)」
「ははー…やっぱ日頃の行いが良くないとね(笑)」
「そだよ。悠ちゃんもいい加減女と遊ぶのやめたらぁ?」
「うっせ。男のロマンだよ。バーカ。」
はぁ〜…
バカだね、こいつ。
まぁ悠輔らしいっちゃ悠輔らしいけど。
「ねぇ〜早くクラス発表のとこ見に行こぉ。」
「あっうん。行こっか!ほらっ悠輔、行くよ。」
「はいはい。俺はお前のペットかよ。」
私はそんな悠輔を無視し下駄箱の近くに向かった。