君の好きな人。
「見てッ!!
彩未と昌利以外、クラスみんな違うよぉ〜…(泣)」
「嘘っ!?」
私も由良の言葉を聞いて写メ撮っている場合ではなくなった。
「まぁ〜しょうがなくね?」
「だな。さすがに4人が一緒にってのはないよなぁー。」
はぁ〜…
私、人見知りだし、友達できるかなぁ〜…?
そんな不安を残しながら私と昌利は教室に向かった。
ガラッ
教室のドアを開けると、みんなが一斉に視線を向けた。
女子がキャーキャー騒いでいる。正直こう言う感じ苦手なんだよね…。