君の好きな人。
「おい、今日回りに人多くないか?」
遼も同じこと思ってたみたい。
「だよね〜なんでだろ?」
「お前のこと見に来たんじゃね?」
…あれ、ちょっと遼不機嫌?
もしかして……
「ヤキモチ…?」
そのとたん遼の顔が赤くなった。
「えーやっぱヤキモチなんだ?(笑)」
なんかうれしい!!
遼は一瞬焦ってたけどすぐにニヤッとした顔になった。
「うっせぇなっ!……あーっもうっ…後五秒で乗らなかったら口塞ぐし(笑)」
「えっちょっと待って!」
その後私は無事に自転車に乗り、家に帰った。