君の好きな人。
私達の、告白。
いよいよ球技大会が明日に迫った日。
今日の放課後は前日ということもあり、遼と帰れることになった。
校門に行くと遼が自転車に乗って待っていた。
「ごめん!お待たせ…久しぶりだね、遼」
「おう、行くぞ、彩未。」
「えっ?ちょっと待って!」
……なんか気まづい…
いつもならなにかと喋ってくれるのに…
沈黙を破ったのは黙っていた遼だった。
「なぁ、公園よらねぇ?」
「う、うん…」
やっぱり遼なんか変……
ホントどうしたんだろう?