君の好きな人。


「遼、おはようっ♪」


「おはよう。てか早く乗れよ、遅刻するし。」


「嘘っ!?もうそんな時間?ごめんね〜(汗)」


「いいよ、まぁ早めにこぐしちゃんと掴まっとけよ?」


「ん」


私は遼の腰に手をまわした。ほんのり甘い桃の匂いがする。



私はこの匂いが大好きだった。




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