君の好きな人。
……………はぁ〜〜〜!!!!!???
なに言ってんの?こいつ。
「おいっ早くしろよ。…それか何か?肩を組まれたいか?」
な、なんか…昌利、俺様になってない?
てかキャラ変わってる…?
「……」
私が何も言わないでいると、昌利が近づいてきた。
「どーしても、肩を組まれたいようだな」
そう、妖しい笑みを浮かべて……
「あーーーちょっと待って!ちょっと!!……手繋ぐから!」
「フッ…わかればいーんだよ、分かれば。」
また昌利は手を差しのべた。
今度は私も学習して、手を繋ぐ。
ゆっくりと昌利は手を繋いで歩きだした。