君の好きな人。


あっという間に私の学校につき、自転車から降りた。

「じゃぁな?彩未。なんかあったら電話しろよ?」


遼は心配そうに見てくる。


なんか…可愛いっ(笑)
まぁこんなの本人に言ったら、なにかと後で怖いから言わないけど。


「うん、ありがとね。てか、お父さんみたいっ(笑)」

「うるせぇ〜よ。じゃぁ、行くな?」


そう言い、私に軽くキスをした。


私の顔は真っ赤だと思う。いつまでたっても慣れない。


「もうっ外では辞めてって言ってるじゃん!!」


「はいはーい。以後気を付けまーす。」


そう言ってにやけながら行ってしまった。


「あーあ、行っちゃった。」




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