君の好きな人。
近くにあったベンチに座り、昌利の入っていったシャーベット屋に目を向けた。
いきなり後ろから肩を叩かれた。
私は昌利だと思い、後ろを振り返った。
「も〜っ!!昌利、遅いょ……」
でもそこにいたのは昌利ではなく、知らない男達だった。
「ねぇ君、可愛いね!」
と、決まった言い方で話し掛けてくる。
「私、人待ってますんで…」
こっちも決まった言い方で返してやった。…ニヒッ
(←ばか)
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