white*letter



「‥きょ、今日…黒板の掃除当番だから…」

「あぁ、わかった」

隣の席同士でやる、放課後の黒板掃除。


こんなに嫌だと思ったのは、これが初めてだった。



不思議と早く、地獄のような黒板掃除の放課後になった。


「「…………」」

片手にコーヒーパックを持って、飲みながら静かに黒板を綺麗に消す俺。

そして後ろの方では、自分の席で静かに掃除日記を書いてるお隣り様。





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