神の承諾～純愛～
大学での時間の流れは早く感じられた。
ついこの間、入学ガイダンスがあったと思ったら、もう二年生である。


この来年の二月六日

俺は再び時間異動をすることになる。



大学の時間は本当に早かった。



そして、次の年の１月２８日。

指令がきた。藤田百合の住所と画像。
ハイマンとの尾行任務だった。

京王線調生地駅

北口にパルコが隣接するこの駅に彼女は現れた。


ハイマンは、・・・俺の部屋に直接きやがった。

尾行に付いた俺たちは改札を抜けてパルコに向かう彼女をつけていた。
「おお、可愛いねえ。泉ちゃんといい勝負だな。」
「のんきな事言うなよ。あんた達と破壊する対象だろ」
俺が咎める。

俺達は、尾行を続けた。が。

結局、彼女が普通に買い物をする姿を見ただけで任務は終わった。

「じゃあ、当日な～。」


ハイマンが人込みに消えていく。

ある意味ヨウよりも緊張感に欠ける人みたいだ。

きたる二月六日は目前に迫っていた。
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