ヒミツのお姫様☆


私は一度、お母さんと顔を見合わせて微笑みあった。


そして、お母さんは思い出したかのように口を開いた。


「あ、そういえば
お父さんが話あるって言ってたわよ。
あとで、お父さんの部屋に行きなさいね」


「う、うん……」


なんか、お父さんに会いたくないなぁ……


でも、家に帰ってきて会わないってのもねぇ……。


行くしかないかぁ……。


ため息をついて、お父さんの部屋へと足を運んだ。


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