ヒミツのお姫様☆


イライラする私をよそにお父さんは続けた。


「で、どうなんだ?」


しつこいなぁ!!


「お父さんは、何を思ってあの学校に入学させたのかわかんないけど、
私の男嫌いは変わらないから!」


きつい口調で、言い捨てた。

男嫌いなのは変わってないけど、
ちょっと男の子には、慣れたかな……?


心の中で自分の言ったことを修正した。


すると、お父さんは笑だした。


な、何?
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