ヒミツのお姫様☆
そんなこんなで無事バレずに、夕方になった。


もう帰る時間。水着から私服に着替えた。


「送ってくよ」


そう言いだしたのは新谷。


「え?いいですよっ!悪いですし」


晴がすぐに返事をしたが、


「いや、送ってくよ。
せめて駅まででも」


新谷がニコリと笑ってそんなこと言うから……


「じ、じゃあ……お願いします……///」


晴が顔を真っ赤にして言った。


私はいいや……。


送ってもらう間にバレたら今日の努力が水の泡だし。



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