ヒミツのお姫様☆



どうしよう……。
どうしたらこの状況から逃げられる?



私は少し考えた。


……!!!


今、立った状態だから……


下に逃げればいいんだ!!!



私はつぎの瞬間、下に逃げるためにバッとしゃがんだ。


爽の舌打ちが聞こえ、


「ま、今回は許してやるよ。
でも、これからは俺の言うことは、ちゃんと素直に聞け」



低い声で“俺様”なことをサラッと言った。




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