ヒミツのお姫様☆

保健室に着き、ガラっと勢いよくドアを開ける斉藤。


「こんな朝早くから先生がいるわけねぇか……」


はぁ……。


と、斉藤はため息をついて


「俺が手当てすっから。
座れ」


私にいすに座るように命令する。


え……?


斉藤が手当てすんの??


というか。

その前に



――…手当てできるの?






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