ヒミツのお姫様☆

そんな感じで、たわいもない話をしていると……



「あった~!!!」


斉藤が大声で叫び、


「はい」


私にジャージを渡した。


「着替えなよ」


って、斉藤は微笑む。


「……」


「早くしないと、
ごはん食べられないし、おまけに授業に遅刻するよ?」


……いや、着替えたいのはやまやまなんですけど……。


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