ヒミツのお姫様☆


「俺も一緒に行く」


ガシっと腕をつかまれる。


「痛いって!!」


火傷してるとこ触るなぁ~!!


「あ、ごめん」


斉藤が手を離した隙を狙って全力で走って食堂へと向かった。


はぁ……はぁ……。


久しぶりにこんなに走ったかも……。




息を切らしながら、食堂に足を踏み入れると……







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