夢の中
3
季節は冬になった。
今日の朝は晴れ。
冬なのに、都会は雪も降らない。
ただ寒いだけ、悲しい町だ。
そんな朝、いつものようにクウは、私の隣で寝ていた。
クウの頬を人差し指で押してみた。
あの後。
初めてクウを怖いと思った日。
絶対に居なくならないからと、クウを慰めていた。
そうしたら、
「良かった・・・」
と、クウは静かに眠りについた。
今日の朝は晴れ。
冬なのに、都会は雪も降らない。
ただ寒いだけ、悲しい町だ。
そんな朝、いつものようにクウは、私の隣で寝ていた。
クウの頬を人差し指で押してみた。
あの後。
初めてクウを怖いと思った日。
絶対に居なくならないからと、クウを慰めていた。
そうしたら、
「良かった・・・」
と、クウは静かに眠りについた。