夢の中
いつもより、慌しい。

1人の看護婦さんが、私の横を走っていった。

クウには、沢山の機械がつながれていた。



私は焦った。

こうなったのは、私のせいだ・・・

私がクウに教えてあげなかったから・・・

本当に死なせてしまう・・・

病室の戸の隣で下を向いてうずくまり、自分を責めて、泣いた。
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