SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~
«ドン!!»
勢いよくブツかって、あたしの体が跳ね返る。
フラッとした足取りで2、3歩後ろに下がる。
「痛いな!! ちょっ君どうしたの?? 可愛いじゃん… 涙なんて浮かべてめちゃ俺好み。」
「ご…めんなさい。」
「許してあげるから…ちょっと付き合ってよ。ねぇいいだろ!!」
「イ…ヤです。」
「ぶつかって置いて拒否権なんてないんだよ。」
抵抗する力より…男の人の力が強いのは当たり前で…
腕掴まれて…引っ張られて…
「ヤメテください。」
「イヤだね。」
あたし、鉄兄から逃げて… それでこれって終わってるよね。