SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~
「ワリ―。黒瀬君の知り合いだとは思わなくて…」
「返してもらおうか。」
「あっ。どうぞ」
あたしの手は自由を手に入れた。
「さっさ、行けよ。」
鉄兄の言葉にそそくさと消える男の人。
ちょっちょっと置いていかないで…
なんて思ってしまうのは、鉄兄から感じるオーラがものすごく怖いから。
あたしが…悪いの??
悪いんだよね… この場合…
怒られる!!
目をつぶって覚悟を決める。