SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~
「美羽、俺…美羽だけだから。」
「///…… どうしたの急に。」
嬉しい言葉だよ。
嬉しくて… 嬉しくて… 涙出そう。
「俺の事だけ、見ていて。」
「あたしも鉄兄だけだから///」
慌てて答えるけど、本心だけど…
頭の端っこの方に、チラッと一瞬竜が現れて消えた。
「それなら、よろしい。」
「子ども扱いしないで///」
「そうやって、真っ赤になってふくれる所が子供です。」
「もう、知らない///」
「美羽、かわいい。」
「しっかり運転してください///」
鉄兄…聞きたい事も知りたい事もいっぱいあるんだ。
でも…、あたしに過去があるように鉄兄にも過去があって…
知ったらきっと、辛くなる。
鉄兄の過去も、現在も、未来もひとり占めしたくなる。
あたし…かなりウザいよね??
嫌いになんてなってほしくないから…
聞きたいけど… 知りたいけど… 我慢するんだ。