SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~
何日も忘れようと努力したんだ。
美羽への想いを断ち切ろうと。
幸子が、正しいんだ。
大輔をあんな目に合わせた俺に、誰かを愛する事も、守る事も許される訳がないんだ。
だから… 忘れようと必死だった。
でも… 笑っている美羽が…
泣いている美羽が…
ゆでダコのように真っ赤な顔の美羽が浮かんでは、フッて笑いたくなるんだ。
忘れたいのに…
忘れなきゃいけないのに…
それさえ許されないみたいだ。