恋の歌〜歌姫メモリー〜
「姫歌、やっぱり怖い?歌えない?」
「うん…ごめんね」
廊下に出てすぐに姫歌を見つけた。
怖い?
なにが怖いんだ?
「まぁ、無理ないか。
怖くなるのもわかるし」
なにかあったのか?
「あんな事言われたら私でも怖いし」
あんなこと?
あんなことってなんだ?
「あんなことってなに?なにかあったのか?」
気づいたら姫歌の側に行っていた。
その時見た姫歌は泣いていて。
思わず抱き締めてしまったんだ。