執事 調教
第一章
執事 貧乏
「おらぁ!!出て来いや!!鈴原さんよぉ」
「ドンドン!!」
「に……兄ちゃん…怖いよぉ…」
「…大丈夫だ…兄ちゃんが居るから」
ここは鈴原家
雨を凌ぐのもやっとのぼろい家
三男一女
その長男
俺
鈴原鍬(すずはらしゅう)
親父が借金を作って夜逃げしてから
俺は母さんと弟二人と暮らしている
食べて行くのもやっと
俺は高校に通わず
アルバイトをしながら家族を養っている
可愛い弟達が俺の生きがい
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