ウラコイ2 銀幕の旦那様





















翔太君と玲二さんは
話が終わった頃に帰ってきた





どこか翔太君がばつが
悪そうな顔をしていた



「…爽戻るぞ。槌谷さんもお体に気をつけて…。またお会いしましょう」



「あ、はい。神田さんもお気をつけて…わざわざすいません」



いいえと笑った。



「また近いうちに会うと思いますが、その時は歓迎します。頑張れよぉ翔太ぁ?…」



「…余計な事言わないでくれ!」




翔太君は 髪の毛をかきながら言った



ははと 神田玲二さんは微笑んでいた




「その口調。本当に兄貴に似てきたなぁ、翔太。じゃあなお二人さんお幸せに…」







そう言って 喫茶店を出ていった



爽さんは軽く手を振っていた





「なんの話?お幸せにって…結婚…?」




「…秘密!。そのうち言うから…」




彼の少し赤くなった顔を見る






翔兄を大切にして…



うん…


あなたに出来なかった事を
私はあなた以上にする






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