ウラコイ2 銀幕の旦那様
おかしそうに笑った
「そう思うのはやっぱり海外をみてきたからだね、良かったね。」
「そうかもしれない…。3年前の自分とかいま考えたら生意気なクソガキだよ、…本当。なんにもわかってなかった…」
みんなでひとつのモノを作る…
それは簡単に思える
けどそれはとても難しく
地味で果てしなく
同じコトの繰り返し…
だけど、 その地味なコトを
繰り返していく
ことでひとつの作品が出来
そしてたくさんの人に
感動や勇気とかをあげられる
「まぁいまもクソガキだろうけどさ……。」
「美帆にいいように馬鹿にされてるからね。まだまだ頑張らないと…ね」
「ずっと馬鹿にし続けるんだと思うんだよな、あの人は-。」
「美帆なりの…なにかな愛情表現みたいなモノだから。本当に興味ない人にはああいう事しないから…」
へぇと翔太君はいった
「あの人なりの愛情表現か…、」
すこし嬉しそうに翔太君は笑った