ウラコイ2 銀幕の旦那様

「聞きたい事があるんです、勘十郎さんに。」




「まぁアンタがそういうなら任せるけど…、一筋縄で行く相手じゃないわよ?」



未来の妹のためか
格好つけ男じゃないのよ…


文句を言おうとしたがやめた


「…切り札くらい持ってますから大丈夫ですよ、それに俺には親父がいます…」



出来ない事なんか無いみたいに
笑う笑顔が何だか無性に憎たらしかった







「さっさと使うんじゃないわよ、最後までとっておいてこその切り札なんだから」



悔し紛れに彼にその言葉をぶつけた







< 296 / 600 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop