ウラコイ2 銀幕の旦那様



何でも知っている




それは簡単に覆された



彼女の母親から聞いた



瞳はあまり長くはいきられない。


生まれた時体重は1000そこそこで
すぐ保育器に入れられた

身体に障害はなかったが
病弱で風邪一つでも死んでしまう



だから高校まで行かせて
家の手伝いをさせてる



正規の仕事は無理



なにかあったらすぐ対応できるように…





私は 本当かと聞き返した


信じられなかった…















私が瞳によくしてくれて感謝している
あの子もすごく嬉しそうだ

だが、それだけでいい

あなたには
あなたの生きる場所があるから…














「遠回しに娘に期待を持たせるなと言われた気がしたよ…。確かにそうだ、親は娘には生きていて欲しい。幸せな顔をみていたい…、」



「…」





「それからだ。瞳が私と会いたくないと言ってきた理由を聞いたら首を振って答えなかった」





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