ウラコイ2 銀幕の旦那様




「あたしじゃなくて、…一条妹に失礼よ。別に遊ぶのは構わないけどね。…選ばれなかったら魅力なしって言われたみたいで辛いのよ、女の子は。」




「……」

町谷さんは悪びれなさそうに





「市村君。…所詮いくら遊んでいようが虚しいだけよ。…、そこに愛だの恋だのっていう感情なんかないでしょう。」



虚しいだけ…




「…一条妹はあなたの事気にしてるわ、ちゃんとして。覚悟きめてちょうだい」


町谷さんはびしっと言った



みちるさんは
はぁあとため息をついた…




〈目線おわり〉
< 316 / 600 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop